2003-06-01から1ヶ月間の記事一覧

嗚呼!憂鬱

嗚呼!憂鬱http://ekimaerindo.hp.infoseek.co.jp/x04/x04032003002.htm#001

『2Fast 2Furious』

前作とのつながりがあるのかないのか前作についてよく憶えていないが、こんな馬鹿馬鹿しい作品でもたまに観る価値はある。昨日一日の休息でようやく魂と肉体が一致した。振り返ってみると先月は一度も映画館に足を運んでいないではないか。一体どうしたとい…

『たそがれ清兵衛』藤沢周平

昔の方が個性的な人が多かったのでは?と思われる。自由で甘えがきく近代社会の方が個性的でいるようでどことなく画一的なのではないか?ある枠の中での限られた個性なのではないか?と思う。一般の常識に囚われない倒錯した価値観というものが大事なのでは…

『マンボウ氏の暴言とたわごと』北杜夫

北杜夫ほど両極端な内容の作品を書く作家もいないのでは?と思う。まともな純文学も書けばツマラナイ、ドウデモイイ作品も書く。暴言とたわごともまともな内容もあればツマラナク、ドウデモイイのもある。村上春樹ぽい言い方をすると「なんだかぁなあ」「や…

☆孤独の太陽☆桑田佳祐

昔はあまり桑田佳祐の事では好きでは無かった。 (と言いながらサザンのアルバムより桑田のアルバムの方が 多数手元に残っている)どことなくいけ好かない感じがしていた。しかし天才の一人であろうと思う。最近は桑田の歌声ばかり聴いている。歌詞が!メロデ…

『夜と霧の隅で』北杜夫

芥川賞等の文学賞には何の値打ちも感じないが、まぁ受賞作品にはそれなりの良さがあるのも事実である。高校時代あれくらい北杜夫に傾倒していたが10代が終わると急に北杜夫の小説を読まなくなっていた。この文庫本も蔵書ではあったがこの度ようやく読む機会…

『Z』梁石日

偶然入手した梁石日の『Z』ありそうで無さそうな話なのでなかなか楽しい小説であった。それにしても朝鮮戦争と南北分断は勝手に始まったわけではない。このあたりのことを明確に説明した資料が存在しないのも事実である。まぁ突き詰めればソ連&中国とアメリ…

『優しい女房は殺人鬼』北杜夫

久々に北杜夫の小説を読んだ。面白いような面白くないような…。相変わらず物知りで博識なのは十分味わえるが………なんだかなぁ?という感じであった。