2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

『ペドロ・パラモ』ファン・ルルフォ

メキシコであのガルシア・マルケスを震撼させた作家ファン・ルルフォを読むという記事に惹かれてついつい真夜中に手配をかけ先日手元にやって来た。流石『百年の孤独』に共通する時間軸や空間を感じることが出来る。ラテン文学の奥の深さ。次のステップに向…

『一号線を北上せよ:ヴェトナム街道編』沢木耕太郎

沢木耕太郎の作風はあまり好きではない。著作は手にするもののあまり読み返したものはない。4半世紀以上も前に期待した『深夜特急』の内容があまりにもツマラナカッタと(当時は)感じたことが影響しているのかもしれない。次回、『深夜特急』を再読してみたい…

『愛その他の悪霊について』

一回目は途中で失神してしまった。(週末の疲れが出てしまった結果ではある)しかしコロンビアの舞台となった最高に美しいのである。原作はG・ガルシア=マルケスあまりに熱烈、あまりに純情にすぎるその愛は、やはり悪霊の仕業なのか?18世紀半ば、スペイン…

『サイゴンから来た妻と娘』近藤紘一

誰も故郷に帰りたくない人間など居ない駄菓子菓子あまりにも地元民たちや地元スペシャル的な人間の雲古さ加減に辟易しているのも事実ではある。日本人さえいなければ日本の山河はとっても綺麗だと思う。似非日本人が多すぎるのだ。『サイゴンから来た妻と娘…

Aspect of disaster by water

Beeちゃんの運転で久々に首都に着いた。今回は最速の2時間丁度で首都に着いた。(Beeちゃんというと可愛いが我々と同じオッサンではあるが 仕草が可愛いのでちゃん付で呼んでいる) 時間調整のため某本社ビルの下のロシア料理屋で越南料理のランチを取ってい…