2002-10-01から1ヶ月間の記事一覧

国本伊代『メキシコの歴史』

やっと届いた国本伊代『メキシコの歴史』を読み始める。著作者の名前から判断するとオバサンの様だがオッサンかもしれない。今のところ性別が判断出来ない。しかし学者とか評論家の書く文章ってどうしてこう退屈でツマラナイのだろうか?数頁も読まない内に…

『示談屋』

岩城滉一が示談屋を演じている。はっきりいって岩城滉一は昔から大嫌い。まぁその割りにはなかなか時間を楽しく潰すことが出来た駄作だった。

『皆月』

『皆月』これは花村萬月が原作者の映画。若い女房(荻野目慶子)に逃げられた40男を奥田瑛二が演じる。荻野目の実弟(チンピラ)を北村一輝が、またその40男の奥田に惚れたソープ嬢役を吉本多香美が演じる。監督は話題の望月六郎というが聞いたことはない。愛と…

『極道の妻(おんな)たち』死んで貰います

『極道の妻(おんな)たち』死んで貰います岩下志麻に代わって姐さんを演じるのが高島礼子。もう一人の姐さんが斉藤慶子。ジャリタレとか餓鬼女優にはわからないだろうがまともな女優なら憧れるのがこの「極妻」の姐さん役。声は斉藤慶子の勝ち。この二人の女…

新藤兼人『ふくろう』

卒寿を迎えた新藤兼人が2003年に公開予定の作品『ふくろう』を撮影中だと言う。卒寿とは90歳の賀の祝いとのこと。すごい老人がまだまだ居るもんだ。早くこの作品を観てみたい。

RAVEL BOLERO

ボレロに関しては何枚かCDを持っているが一番いいのは一番最初に入手したやつだ。これは確か23歳の誕生日に友人から贈ってもらったやつだ。インバル指揮フランス国立管弦楽団というものだ。DENON 33CO-1797ELIAHU INBAL conducting ORCHESTRE NATIONAL DE FR…

Bruce Springsteen 『THE RISING』

「殺す側の論理で殺される側の心情」を歌っていると言われるBruce Springsteenの「THE RISING」という最新のアルバムを聴いている。声は身に沁みてきているが、まだまだ歌詞が体に入ってこない。それはあくまでも「殺す側」の論理で作詞されたもんだと思って…

この街の交響楽団

この街の交響楽団の演奏を聴きに行った。演目はBRAHMS Symphny No.3 in Majorop.90 Poco allegrettoBEETHOVEN Symphony No.7 in Major op92 AllegrettoMOZART Symphony No.40 in G Minor K.550 Allegretto moltoHAYDN Farewell Symphony Finale PrestoRAVEL …

『爆裂都市』

石井聰互監督作品当時(20年前)は近未来を描いたつもりだろうが今となってはすっかり色褪せて化石の様な青春だ。親に反抗して、学校の糞っ垂れ教諭に反抗し落ちこぼれていった連中は一体何処へ行ったのだろうか?陣内孝則は若い頃から臭いし、泉谷しげるは薄…

『あつもの』

緒方拳主演のこの映画…122分という長さの作品なので最後のシーンがギリギリテープ切れで観ることが出来なかった。小川聖という豊満だがブスな女が出ていた。援助交際というと相手が40代か50代だと思っていたがこの映画では60代を対象にしていた。緒方拳は福…

『強ゆすり請』

『強ゆすり請』竹内力(元刑事)と六平直政(現職刑事)という役どころの映画。竹内の臭さは相変わらずだが、この作品はまぁマシな方。彼の臭さは陣内孝則系の臭さ。まぁ時間の無駄だった。

『Monster's Ball』

『Monster's Ball』を観た。白人が好むタイプの黒人女性が主演。まぁそこそこの出来の作品。

悪夢

明け方の悪夢広い校舎、運動会、西岡、就職活動、さぼっていた授業、落としていた選択科目、必修科目、すでに晩秋なのに他にやることがあって授業には出ていない。しかしもう4年生で進路も決まっているのにパスしていない科目があるのにろくに授業にも出て…

一体この世は何なのだ!

人を殺してもたった8年くらいで刑期が終わったり殺人宗教の教祖の妻でもたった6年くらいの刑期で無罪放免だと、一体この世は何なのだ!人殺しでもなんでもかんでもやったモン勝ちか?真面目に生きている市井の人が浮かばれない。俺は一体どんな罪を犯したの…

『SHOWER』

伊武雅刀と松村某が出ている映画と思ったら実はそっくりさんが出ている中国映画だった。マンドリンに英語の字幕というスタイルだったので最初は気力が萎えかけたが内容が良かっただけになんとか最後まで見続ける事が出来た。温泉は温泉でいいものだが銭湯も…

『SIGNS』

メルギブソン主演の『SIGNS』を観た。最近の彼はWW監督作品の「ミリオン・ダラーズ・ホテル」や「パトリオット」、「We were soldiers」とかまともな作品に出続けている。むかしマッドなんとかというクダラナイ作品に出ていたのが信じられない。クダラナイ作…

『キッズ・リターン』

北野武監督作品『キッズ・リターン』を観た。秀作ではあるがやはり世界が閉塞している。閉塞していない世界を題材にした作品を一度くらいは観てみたい。北野武の作品はどれもこれも何かこうすかっとしないのだ。

『英二ふたたび』

長渕剛主演の映画『英二ふたたび』を観た。泣かせる箇所が結構あった。単純な人間には受ける映画だ。タクシー待ちの乗客に割り込み、またそれを咎めた夏八木勲に暴行を加えた糞餓鬼供に長渕が割って入る。その時に台詞についつい泣いてしまった。糞餓鬼供は…

飯島愛『PLATNIC SEX』

飯島愛『PLATNIC SEX』残念ながらこの著作者の若い頃の行動やその心情を理解するには至らなかった。仕事に貴賤はないと思う。それが売春婦であってもAV嬢であっても同じだ。しかしこの著者は仕事を舐めていた。そしてそれを私はこうだった、と自慢げに書いて…

サミュエル・ライダー『ライオンは眠れない』

夏にProducer氏からいただいたこのサミュエル・ライダー『ライオンは眠れない』寓話 夜不能眠的獅子を読んだ。少しだけ読みかけてはいたが機会を得るには至っていなかった。読み始めると30分くらいの内容ではあった。キーワードは『新円切り換え』『預金封鎖…

林芙美子『放浪記』

毎晩、毎晩寝る前に夜に抵抗し、寝床で濁った片目を無理矢理開いて『放浪記』を読んでいる。とてもとても丁寧に読んでいる。こんなに丁寧に本を読むのは久し振りだ。男に捨てられたり、米を買いに行ったりのシーンでついつい泣いてしまう。先日久々に米を買…

『千年旅人』

豊川悦司主演の『千年旅人』を観た。監督は辻仁成。辻仁成も多芸だね。昔「ニュートンの林檎」という小説を読んだ事を思い出した。でも内容は何一つ憶えていない。この前捨てようとしたがまだ何処かにある筈だ。(多分)癌で余命幾ばくもないトヨエツが故郷の…

『RED DRAGON』

仕方なく借りた『MOTHER』が最初からどうしようもない出来であったので深夜に映画館に行き先日公開されたばかりの『RED DRAGON』を観た。これはかなり前に映画化されたがヒットしなかった。アンソニー・ホプキンスをレクター博士にし金を稼ごうというのが見…

『MOTHER』

諏訪敦彦という人物が監督したと書かれている『MOTHER』という作品を観た。あまりのツマラナサに途中で公開されたばかりの『RED DRAGON』を観に行った。帰って来てから無理矢理この作品を見続けたが…。台本も無しにディスカッションで話を煮詰めアドリブで台…

熊谷守一『へたも絵のうち』

熊谷守一『へたも絵のうち』を読んだ。この本の本文はかって日経新聞の「私の履歴書」に連載されていたというから驚きだ。昔はまともな連載をしていたわけだ。大体からして経済的成功者の話ってツマラナイ。ただ苦労話の間は面白いが。それがやれ売り上げが○…

『SHALLOW Hal』

『SHALLOW Hal』を観た。この作品は以前より観たいと思っていたが今回ようやく観ることが出来た。人間にとって外見が大事なのか?内面が大事なのか?外見が内面に影響を及ぼすのか?内面が外見に出てくるか?等々をよく考えさせれてしまう作品であった。女の…

『御法度』TABOO

『御法度』を観た。大島渚監督作品でビートたけしが新撰組の土方歳三を演じていた。音楽は坂本龍一。新撰組に同期入隊した浅野忠信に衆道入りさせられた松田龍平を中心とした新撰組内部の話であった。作品の最初のキャスト紹介で女優の名前が一人も無かった…

『One Hour Photo』

前回映画館へ出向いたのは何時の頃だろうか?とにかく久々に映画館に出向いて映画を観た。他にも見逃した映画は沢山あるがこいつだけは観ておきたかった。SavMartという大型スーパーのOne Hour Photoで働くオッサンの話だ。オヤジではないのでただのオッサン…

森鴎外『ヰタ・セクスアリス』

昨夜は(も)飲んで帰ってきたがしばらくの仮眠の後頭が痛かった。真夜中に火災警報機に叩き起こされてからなかなか寝付けなかった。パラパラと森鴎外の『ヰタ・セクスアリス』を斜め読みする。内容そのものより『ヰタ』の読み方が気になった。20年ほど前にも…

『うなぎ』

『うなぎ』という作品を観た。役所広司と清水美砂が主演で監督は今村昌平。往年の映画監督がパワーダウンして、国民が全体的にスロー・ぺースになっているので当りを狙えばこんな作品になってしまうのか?と思う。かって人を殺して8年間服役し、仮出所して、…