この街の交響楽団

この街の交響楽団の演奏を聴きに行った。
演目は
BRAHMS Symphny No.3 in Majorop.90 Poco allegretto
BEETHOVEN Symphony No.7 in Major op92 Allegretto
MOZART Symphony No.40 in G Minor K.550 Allegretto molto
HAYDN Farewell Symphony Finale Presto
RAVEL Bolero
というものでパンフレットをちらっと見ただけだと最後の
ラベルのボレロしか知っている曲が無かった。
前半は低調で映画でそんな曲がかかっていたのを
かすかに憶えているような曲だった。
モーツアルトからマシになりHAYDNの『そして誰もいなくなった』という
演出がまぁまぁで最後のボレロは聴いて良かったと思った。
HAYDNとボレロで対比を見せていたのがここでのそれなりの演出であった。
ただボレロの最後の小節で「抜ける」と思ったが寸前でそれは止まった。
残念だった。
ボレロで他に残念だったのは途中のリードでソロのフルート奏者が
一瞬音を外したのと、後半の方で管楽器の一番デカいやつ(名前は知らない)
が終始狂った音を出し続けていた。それと変な三角ベースの割り込みは不要だった。フルートの音色を消して不協和音を出していた。
こんな自分でもボレロは聴き続けているのでまともな演奏なのかそうで
ないのかぐらいの判断が出来る。見続ける事、聴き続けることが大事だと思った。