2003-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『ビジターQ』

一言で言ってワケワカメな映画。監督は一体何を表現したかったのか?不細工なオバサンを演じていたのが実は内田春菊。もっとマシな造形だと思っていたが…まぁ体型は昔の日本人の体型。別にそれが嫌いでは無いが。母乳を飛ばしまくったり………あれもこれも春菊…

『SWAT』

ようやく公開中のこの映画を観ることが出来た。まぁまぁの出来であったと言える。どんな崇高な理念の組織に所属していても所詮は金のためである、とその本音を語っている。あまりにもその対価が安すぎると寝返ったり離心して当たり前ではないか?精神論だけ…

売れているから良いとは限らない!

富士山によるとこの『その英語、ネイティブにはこう聞こえます』が最近一番売れているとのこと。みんな騙されているね。売れているからそれがイコール良書とは限らない。まぁそんな当たり前のことを再認識出来ただけでも価値があったかもしれない。定価の内…

その都度あんたの弔辞を考えて世間を渡ってきた。

当時は確か吉村新サイクロンを付けたXJ400に乗っていた筈なので20歳前後の筈だ。季節は2月か3月で春一番が吹こうかという冬の終わりの夜。夕食後、親父と何か単純な言い合いから激高してしまいそのままバイクに乗って家を飛び出した。故郷の街を流れる一級河…

『たそがれ清兵衛』

ようやくこの作品を観る機会に恵まれた。いつも真田広之が演じている映画を観ると感じることであるが真田は唯一人間として男として日本人として色気のある役者であると思う。他の役者にはない色気を感じる。それは性的な色気という意味合いではなく人間とし…

『湾岸ミッドナイト』第27巻 楠みちはる

楠自ら人生の集大成のように全員に延々と語らせる。 (全員が語り始めると五月蝿くてしょうがない)近年一冊真面目に読むのに30分以上かかる漫画を他に知らない。中でも北見が語っているのはこの作品の本質をついている。大事なのはオレ達が今同じ何かでシンク…

『その英語、ネイティブにはこう聞こえます』

現在に至るまで外国語に関する書籍にはかなりの額の金を突っ込んできた。その中でも英語に関する書籍には随分と金を巻き上げられてきた。期待した今回の『その英語、ネイティブにはこう聞こえます』主婦の友社も同じ結果であった。言葉は生きているので仕方…

『なにも願わない手を合わせる』藤原新也

久々の藤原新也の新作著作をようやく入手し絶妙のタイミング&状況下で丹念に読んだ。藤原でさえかような内容の文章を書く齢ならびに心境に達しているのだと自分の老いを認識した。絶対的年齢で言うと老いるという程まだ生きてはいないがそれでも日々老いて…

『やくざ坊主』

やくざ坊主役に勝新太郎。やりたい放題のなかなかスカッとする作品。最後にも元の黙阿弥らしいのも勝新らしい。昔の邦画の方がやはり面白いと言える。

『旅の途中で(FARDA)』

宍戸開という俳優が主演している。名前と顔つきから判断して宍戸錠?の息子であろう。この主人公はバブル時代に社会人になり遮二無二に働き続け、そして大事なものを沢山失って現在にいたっている。そして奇縁からイランに飛びある人間に会うために旅をするこ…

『郡上一揆』

ずっと観たかった作品をようやく観ることが出来た。前谷村の定次朗役に緒形直人、奥さん役に岩崎ひろみ。(あの歌手の岩崎宏美と思っていたが別人の女優であった)そこそこの出来の映画ではあったがあまりすかっとはしなかった。一応金森藩主は取り潰しになり…

『A Bridge Too Far』 遠すぎた橋

遠い昔に観た筈だが全然内容は憶えていなかった。3時間の間何度も何度も失神しながら我慢して見続けた。(最初に時間を確認しておけばよかったと思う)駄作も駄作…金をかけているのはわかるが冗長な上に話の展開もただのダラダラで人間性の描写もあまりなく…。…