Pentax Program A

当時同級生のほとんどが自動車学校に通っている頃
製造工場に通って日銭を稼いでいた。

その時のバイト代のほとんどを突っ込んで手に入れたのが
Pentax のProgram A で 35mm-70mm (3.5-4.5)のズームレンズ
(今で言うところの撒餌レンズとかKitレンズ)がセットになっていて
老舗の女将に騙されてストロボまで一気に買わされた。

先ず当時のフィルム感度とこの暗いレンズはほとんど使い物にならず、
またストロボも役立たずで、今でもともかくストロボの類は一切
使えないし使わない。
レンズ自体はそんなに悪くなかったのかもしれないが、ともかく暗かった。
そしてコンパクトなボディの割にこの暗いレンズを付けると重かった。

ある時某所で中古の24mm(f2.8くらいだったか?)を手に入れてから
このProgram A + 24mmが旅カメラになった。
 この組み合わせでどれだけの枚数の写真を撮ったかわからない。

ボディの方は丁度20年使ってから捨てた。
(17年目を超えたあたりから電子回路の問題だと思われるが
 AEが効かなくシャッターが切れなくなった)

同時期に昔憧れたSuper Aが中古で手元にやってきたことあって
何のためらいもなくこの20年選手のボディを捨てた。