Fuji Film Bene



あの冬に中国に行った後にも色々な人やモノに出会った。

中国の後は再度韓国に行ってからその次は印度だ、と漠然と考えていた。

SADEに出会い、そして印度展で
藤原新也の著作に出会い、本物のシャルミラ・ロイの生演奏を聴きながら
タゴール・ソング」を知った。

それから約1年後に印度に行くことした。

印度に持っていく機種選定にあたり、色々な機材を探したが
最終的にはフジの"Bene"に決めた。

乾電池で動作し、内容はフィルム交換が出来る”写るんです”という仕様に決めた。
まぁ当時はそんな気分だった。

悪魔の三姉妹

年々悪魔の三姉妹の囁きが酷くなってくる。

PentaxのFA Limitedというシリーズのレンズ3種類である。

SMCP-FA 77mm f/1.8 Limited
SMCP-FA 43mm f/1.9 Limited
SMCP-FA 31mm f/1.8 Limited

どれか一種類を選べばいいようだが、そうもいかないらしい。

どれもこれも中途半端な焦点距離で、フルサイズ機が出るまでは
APS-C機しかなく、余計に中途半端な焦点距離だった。

大半の作例が”花”か”猫”の柔らかいイメージのモノばかりである。

ここにきてこれらの悪魔の三姉妹だけでなく
昔っから使っているアサヒペンタックスのMFレンズを
フルサイズ機で使う方法を思いついた。

結局悪魔の囁きから逃れることは出来ないのだろうが…
ある程度は自分自身に対して言い訳は出来る。
 ただ余計な詐欺沼にはまり込む可能性があるが。

さて、どうするか?