『太陽を盗んだ男』

昨年ティム・オブライエンの『ニュークリア・エイジ』(村上春樹訳)を読んだ時からこの映画『太陽を盗んだ男』を再度観たいと思っていた。
沢田研二と原爆というキーワードしか憶えていなかったけどなんとか再度観たかった。
それが偶然JO氏のご厚意でビデオを観る機会に恵まれた。
この映画を最初にテレビで観た時は中学生の頃かもしくは高校生の頃かは曖昧だったがやはりその頃の作品だった。

中学の理科の先生役が沢田研二東海村のあそこに忍び込んでプルトニウムを盗んで原爆を自作しそれを武器に国家を強請る、といった話だ。
先ず最初に催涙スプレーで警官の拳銃を強奪する。
この間抜けな警官役が水谷豊だった。
サラ金の取り立て役を西田敏之が演じていたり
刑事側の脇役では桜金造?(これは定かではない)
警部役が菅原文太沢田研二に絡んでくるDJ役に池上季実子・・・若いね。
江夏が広島東洋カープで投げていて巨人の長嶋監督の背番号が90王貞治がまだ現役で4番を打っていた。
警察に取られた原爆を取り返す際に沢田研二が一番速そうな車を強奪してきたがその車はRX7だった。それを追いかける菅原文太の車が(多分)松田のコスモAP・・・沢田研二が飲んでいたビールがサッポロ黒ラベル・・・。
時代考証ばかりしていたが後で調べてみると1979年作品とある。
RX7もコスモAPも時代の最先端だったんだ。
菅原文太は当時からシブかったけど沢田研二もやっぱり格好良かったね。
今人気の若い兄ちゃんタレントよりよっぽどジュリーは格好いいね。
”きききりん”(漢字わかりません)が岸本加世子と出ていたドラマ
で「ジュリー最高」と言っていても不思議と同意したのを憶えている。
とにかくいい想い出に浸れた機会を与えてくれたJO氏に感謝感激!