『模倣犯』

久々に森田芳光作品を観た。
しかし所詮は宮部みゆきの原作だ…。
文学的にはまとまっているのかもしれないが
所詮両親に愛を与えられなかった子供は…と
いう感じのステレオ型の結論。
スケールが小さい、小さい。
まぁスケールが大きければいいとは思わないが
現代の文化に切り込みを入れるのは
切り口が小さいと感じた。
ヒットした作家かもしれないがその内行き詰まるだろうと思う。
まぁ映画化するなら適当なスケールの原作かもしれない。
(原作はもっと素晴しいのかもしれないが…)
二度と宮部の著作に金を払う気持ちはないので
その機会には恵まれないだろうが。