北杜夫の小説は極端だ。
真剣に文学を追究しているものと誇大妄想型の娯楽小説の
極端な方向に分かれる。
どちらが良くてどちらが悪いというものでもない。
どちらも北杜夫の小説だ。
逆にこのそう(漢字が出てこない馬鹿ATOK)と鬱みたいな両極端な
小説を書くことが出来るの北杜夫ではある。
でこの『父っちゃんは大変人』だが…本の整理のためななめ読みを始めたが
ついつい最後まで読んでしました。
はっと時計を見たときには後悔した。
時間の浪費だと!しかし時間の経過を忘れさせるくらいに引き込まれてしまう
誇大妄想型の法螺話である。
時間を浪費したい時に読むのにはお勧めの一冊である。