『Edward Hopper :Ivo Kranzfelder』画集

近年Edward Hopperの画集を探し求めていたがなかなか出会う機会に恵まれなかった。

つい最近ひよんなことから再版なったこの画集を入手した。

Edward Hopperの生きた頃のこの国の東海岸なら生活できると思った。
ただし白人としてである。

この国のドライさ加減を彼の絵を見ていると理解できそうな気になる。

結構有名なのは1929年の作品”Chop Suey(八宝菜)”であろう。

彼の絵の寂寥感、ドライな空気感、人間関係、風景、情景…
ゾクゾクするくらい寂しい。

そしてそんな絵についつい惹かれてしまう根暗で病気の爬虫類である自分。

いずれ彼の絵を真似てみたい。

彼とは別にムンクの絵にも惹かれるので私の本性が理解できるだろうと思う。

写真で言うと藤原新也なのである。