何処かの校門の様なところ。
立小便をしたつもりが溝に雲古がてんこ盛り。
一応雑誌の表紙を破いて上を覆ったが…。
校門と思ったそこは何処かの会社の本社であった。

顔を上げると一瞬だけニタッと笑ってすぐに無表情に戻った南部鉄瓶の営業人が立っていた。
この人はなんというか烏天狗の様な風貌で『ナッシュ・ブリッジ』の
ドン・ジョンソンの相棒であるヒスパニック系の刑事に似ている。
若い頃はきっと織田裕二に似た男前だった筈だ。

しばらく立ち話をしていたが南部鉄瓶の営業人は足早に去って行った。
今から新幹線を乗り継いで南部鉄瓶の工場に
帰って会議に出ないとならないと言う。

朝の5時ころお腹が痛くなって目が覚めた。