突き詰めると

こうした生活を続けているとふと見えてくるものがある。
それは人とのつながりであったり物とのつながりであったりする。

身の回りの物を削ぎ落としていくと次の様になる。
 歯ブラシ、歯磨き粉(実際は粉ではなくペースト状である)、電動髭剃り、
鼻毛切り鋏、風邪薬(滅多に飲まない)、下痢止め薬(よく服用する)…
 これらが20年前に札幌のサッポロ・ビール園で買った巾着袋に入っていて
商用・私用を問わず自宅以外に滞在するときには携行される。

 そして着替え類:靴下、パンツ、Tシャツ、ズボン、シャツ、上着類、
 靴、

机にはラップ・トップPC(今は壊れかけのDynaBook)
CDラジカセ&iPod 40GB

鞄の中には筆記用具、ノート・パッド、先輩3名の論文、資料、
書籍類は開高健の『夏の闇』一冊のみ。

これにサバイバル工具類が入った布袋が加わる。
つまりドサ回りから帰ってきたばかりなので今の装備が
限界まで削ぎ落としてた物と言える。

携帯電話はバッテリーを充電せず放置している。

人との関わりもホテル暮らしなのでギリギリまで削ぎ落とされたものと
言える。

ラップ・トップとサーバーを理想的なものにすれば資料類は不要になる。
まだまだ削ぎ落とせるものがある。
駄菓子菓子それが幸福と呼べる環境かどうか疑問である。