上巻のあとがき:アンバランス:刑事K

勿論誰かの受け売りなのだが、人生を上・下巻2冊に分けるとしたら今は丁度上巻の”あとがき”みたいな齢である。
幼少の時は蝶よ華とよ育てられボンクラなりにノンビリと育った。
金の出入りは激しかったが現金が無いきつくて厳しい状況も何度か味わっている。
暗示の様な呪文のおかげで18歳にして実家からの脱出が叶った。
以後大体4年〜5年で住居が変わるノマドみたいな根無し草の生活。
スナフキンを標榜する自分としたらそれはそれで全然依存など無い。
ただムーミン村が何処であるか?という問題だけだ。
この社会から早くドロップ・アウトというよりフェード・アウトしたくて
登場人物を増やしていないのだがそれでも上巻に出てくる人は少しずつ増えている。先日の朝ユキちゃんが成田に着いたという突然のメールを受け取った。拾年以上振りに行った三宮で9年振りくらいに友人に会ったのは土曜日。
これくらい間が開くとツマラナイ映画より面白い話になる。
彼は相変わらず駆けている。私より早い速度で駆けている。

1999年に鎖骨を折った。
それ以後左肩付近の筋肉が落ちたままアンバランスな状態が続いている。
虫歯は1995年に治したままで悪化の一途を辿っている。
病院や注射が嫌いなのでなるべくそんなところには近づかないようにしている。4月には肋骨を3本折った。そして先週はふとしたことで喉の奥半分が麻痺しており唾を飲み込んでも痛い。(最初は魚の棘が刺さったような感じあった)だから話をするのも辛いのである。幸い虫歯だらけの歯茎とは少し離れているので連鎖的な激痛には見舞われていない。
(喉の手前の上の方に穴が多数明いて腫れている)
原因は素人の調理した料理だ!

昼休みの終わり、K刑事はM嬢の居ない席に赴きそっと引き出しの中に何かを入れる。午後が始まり、M嬢がK刑事の席に座りキーボードに向かう。
傍らでK刑事が言葉と笑顔を投げかける。
M嬢が素晴らしい笑顔で答える。
愛って素晴らしいと思った。
K刑事は新進気鋭の刑事。いつもニコニコ笑顔を絶やさない。
 あまり詳しく書けないが…見ているだけでこちらも楽しくなってくる。