罪作りな女 Part-2

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勇気が無いのでいつも酔いにまかせて
自分の気持ちを告白している。

それは男女間の情愛や性愛というレベルに留まらない
宇宙的な規模の人類愛である。
つまりは人間として生物として愛している、という話である。

そして罪作りな彼女の事を思う度、
昔片思いだったり稀に好き合った女性のことを思い出し、
種田山頭火の大好きな一句を想い出す。

　『逢うて戻ればぬかるみ』

　It is mud if meeting and returning. （英訳：by英蟯虫)

或いは

　It is mud if meet and return to her again. （英訳：by英蟯虫)

結構ドライで前向きな女性に対して
いつまでもドロドロとした未練タラタラな男の
心情を現した素晴らしい句だと思う。