デヴが一杯・・・それも巨乳・・・おまけに小学生

ある会社の社長がかって宣言した・・・
「デヴ(肥満)は馬鹿だ」と。

確かに過剰な欲望(特に食欲)を自己制御出来ない人間は馬鹿だと思う。

まぁ体重だけで自己管理している我が身とすれば
やはり「デヴ」になることは忌避すべきことである。

しかしそんなデヴの基準など吹っ飛ぶ世界を見る羽目になった。

連中は小学生と言うのに体重が100kgを超えていたり・・・
顔は肥満でチャウチャウ犬みたいに潰れているし
声も潰れている。

小学生のデブというと
かって関西で流行った「あっちこっち丁稚」という番組の
途中で丸裸に赤褌(ふんどし)したデヴが「ふんわか〜ふんわか〜」という
感じの間の抜けたメロディに乗って平泳ぎしながら舞台を抜けた
行ったイメージであったが・・・そんなイメージを超越した世界があった。

少子化が進む中、大人たちは子供確保に必死である。
特に野球と相撲は必死である。

かってプロレスに憧れプロレスラーを夢見た我が身からしたら
相撲という世界は美学的には背反する世界であった。
しかし地方にいくと力士というのはすごい英雄扱いなのである。
(ただのデヴぢゃん、という気持ちは今も変わっていない)

しかしそんなデヴばかりが真剣に土俵でぶつかるシーンの一部では
なかなか感動する場面が見られた。

今回は、
近畿大会ということで上位4位に入れば今度は全国大会に出ると言う。

近畿大会のレベルであそこまでのデヴが集まってくるとなると
全国大会となるとどんなデヴになるのか?と軽い眩暈(めまい)
を憶えた。

まぁある程度デヴ系の遺伝子を継いだ我々の子供達の一人が
そんなデヴ専の世界で生き方を模索することに
なるとは思わなかった。

まぁ彼の場合は相撲に関係している限り
その旺盛な食欲について
妨害されることがないことを確信しての
取り組みであることは明白である。