Allentown in Japan.
梅雨明け直前の夜の街に降り立つ。
湿気を含んだ生暖かい空気には鉄の匂いが含まれている。
これが鉄の匂いか?
何故かアレンタウンという曲のタイトルが浮かんで来る。
同時にあのベルギーの鉄鋼の街にある工場の光景と匂いを想い出す。
ウッドブロックの上に漂う切削油と砂糖の甘い匂い。
料理は宮崎のそれに近い砂糖の甘さ。
チョコレートの匂いの一部かもしれない。
当時のベルギーがグルメの国だなんて思わなかった。
今から思うと結構美味しいモノを毎晩食べていたもんだ。
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東部ペンシルベニア州の小さな町Allentownを歌っています。
「♪俺たちはアレンタウンに住んでいる
奴らは全部の工場を閉鎖しやがった
ベツレヘム郊外で行列を作って申請用紙を記入しながら時間をつぶしている
俺たちのオヤジたちは第二次大戦で戦った
週末はジャージー海岸で過ごした
そしてUSO(軍のサービス組織)のダンスパーティーで母と出会った
:
俺たちはペンシルバニア州を信じて待ってたのに裏切られた
教師は俺たちがよく勉強して正しく行動したらと約束したのに
卒業生の写真が壁にかかっている
でも全然俺たちを助けてくれなかった
何が本物の鉄、炭、クロム鉄鋼か決して教えてくれなかった
:
♪」