彼女に遺書を書いた。
とにかく公にしている日記の類に彼女という表現が沢山出て来るが
特定の人のことではあっても、同じ人のことではない。
そんなに多くの人のことでもないが少なくもない。
さて、今年も彼女に遺書を書いた。
無産階級なので別に死後の財産分与とかそんな色気のある
話ではない。
とにかく今の気持ちを素直に書いた。
原稿用紙7枚くらいにはなったような気がする。
(そんなに多かったのか?)
ここ拾年くらいは同じ内容のことを延々と書いているような
気がする。
だからある期間は書くだけ書いて彼女には渡していない。
(ざっと或る期間の5年間分くらいは結局は彼女に送っていない。)
今年版の遺書も彼女が読んだかどうかはわからない。
彼女の手元に届いているかどうかも不明なのである。
まぁ今までの遺書のいくつかを彼女が読んでいたとしても、
進歩の無い人と思っているだろうと思う。
内容は
貴女に出会えて良かった。
どうもありがとう。
これからもよろしくね。
というような主旨のものである。
近々のショートバージョンのものは
死んだり、殺されたら、ごめんね、という主旨のものである。
お互い或る程度の覚悟がいるのである。
いつもピリピリはしていても直接干渉しない
そんな冷戦状態が続いているかの如く、今年も
彼女との新しい年度が始まったわけなのである。