Dydo Jonian Coffee

今でも缶珈琲なんて糞不味いと思っている。

しばらく缶珈琲が手に入らない世界で生活していると
決まって真冬になると
あの糞不味かった缶珈琲が呑みたくなったもんだ。

今から30年くらい前の缶珈琲に比べると格段と
美味しくはなったと思うが、所詮缶珈琲は缶珈琲である。

しかし糞不味いとおもうのと嗜好はまた別である。

極貧の時代にこれまた独りで通院したり
実母と一緒に通院した際、それも決まって真冬で
昭和の真冬は南国でも寒かった…
他に暖を取る術もなく、缶珈琲を買ってそれで
暖を取ったりした。

ダイドーとは当時から中部(名古屋)のモノだという認識が
あったので嫌っていた。

でも何故か糞不味い缶珈琲の中でも更に糞不味い
ダイドードリンコのジョニアン珈琲には惹かれた。
不味いのは不味いのだが、当時はやはりTC-CFとかに騙されたのかも
しれない。
それともジョニアン珈琲を手に入れることが出来た
自販機の数が限られていたかもしれない。

後輩にジョニアン珈琲を依頼してもいつも買ってきたのは
M珈琲だった。

レアモノと言うだけ惹かれたのかもしれないし、
他人の嗜好とは違う!という単純な天邪鬼的な
自己主張だっただけかもしれない。

http://www.3gpdb.com/videoy.php?b=LwQWJoG4w7S&cm

なんか糞不味かったことだけは憶えているが
もう一回くらいは呑んでみたいと思っている。