『パレード』
最初はなかなかかったるい作品であったが伊原直輝役の藤原竜也が
出てくる頃から面白くなってきた。
後15分というところで…続く…となってしまった。
もう一度観る必要がありそうである。
しかし同居人の大半が無職である大学生であり…
その癖ロクに働かずともそれなりの生活をしている。
男と女が結局なりゆきで性行為に及んでしまう。
それはまぁ自然なことかもしれないが…。
暇を持て余したり、成り行きだけで合体してしまっているが
そのあたりの虚しさが表現できていないのである。
パレードは、吉田修一の小説、またはそれを基にした映画である。若者達のルームシェアを舞台に、彼らの共同生活とそのひずみで起きる意外な結末を描く。