『A long Visit』
この作品も数回に分けて高度1万メートルの上空で観たが
結局最後まで観ることが出来ていない。
久々に観た韓国映画。
母と娘の話である。
しかし現実離れしているのが、娘が子供を産んでも
全然母親に似ていかないその外観にある。
勿論ヒロイン(娘役)はプチ整形の集大成だとは思うが…。
(そうでなければごめんなさい、と素直に謝ります)
やはり母親になると遺伝子どおり或る程度
民族性が出る筈だと思う。
どの国も美の基準をすべて西欧(といいながら欧米とわけのわからない
指針が根底にある。欧州と米国は似て非なる世界なんだが…)
に合わせる傾向がありウンザリである。
アジアの美は今やシャンプーにしか無いのか?とも思う。
どうせなら母と娘の映画ではなく
『血と骨』の如く父と息子を扱った韓国映画を観てみたい。
大半の兄ちゃんはエディプス・コンプレックスという
言葉すら知る機会に恵まれず、
一生世間様とやらに対してヒネテ、すねてそのくせ
媚び続ける人生を送り続けるではないか?と思う。
もっと言うと本当の孤独や
ホーム・シックも体験せずに齢だけ大人になっているのでは
ないか?と思う。
その癖にええ大人になっても親に反抗をし続ける連中。
この作品の舞台は韓国であるが、テーマは普遍的である。
A Long Visit
Director:Yoo Sung Yup
Cast:Kim Hae Sook, Park Jin Hee