2016-03-27 ■ 全街道行 何故か単行本の『私の男』が手元にやって来そうになったが、 思いとどまり、確認してみると少し前に文庫本の『私の男』が手元にやって来ていた。 当然数回に分けて読んだ。 映画化したら面白いだろう、と思ったら既に映画化されていた。桜庭一樹と言えばもう捨年以上も前に『赤朽葉家の伝説』が出てすぐに読んだ記憶が甦った。 それはまるで『百年の孤独』的な小説であった。