『Texas Chainsaw Massacre』IV

悪魔のいけにえ
http://www5b.biglobe.ne.jp/~movie/a-page/akumanoike.htm

5人の男女が蒸し暑いテキサスにやってきた。車椅子のフランクリン、男前のカーク、運転手役のジェリー、うら若き乙女サリーとパムである。一行は昔フランクリンとサリーが住んでいた屋敷に向かっている。周囲は畜殺場が点々とする田舎町だ。途中、いかれたヒッチハイカーを拾ったおかげで不愉快な気分に浸る。おまけにスタンドはガソリンを切らしている。ようやく屋敷に到着。近くに白い家を発見したカークとパムが、ガソリン目当てにそこを訪ねていく。人骨が散乱する不気味な家。扉の向こうから出てきて、いきなりカークの頭を割る皮マスクの男。パムも捕まり、鋭い鉤(カギ)に吊るされる。二人を探しに出かけたジェリーも犠牲になる。夜になり、仲間を探し始めるフランクリンとサリー。辿り着いた人骨の家で、フランクリンが皮マスクの男にチェーンソーで殺される。サリーは狂ったように山を疾走し、昼間のスタンドへ逃げ込む。しかしスタンドの主と皮マスクの男、それに不気味なヒッチハイカーは人肉食の一家だった。捕らえられ、気を失うサリー。気づくとミイラのような老人が眼の前にいる。狂気の一家は、この老人にハンマーを持たせ、サリーの頭を割るように仕向ける。一瞬の隙をついて戸外に飛び出したサリーは、間一髪、トラックの運転手に救われる。発狂寸前の彼女の目に、獲物を逃して悔しそうにチェーンソーを振り回す男が見える。