『魂の流れゆく果て』梁石日

梁石日(ヤンソギル)の本を久々に手に入れた。
フォト&エッセイという形でペソというカメラマンが梁石日の思い出をなぞる様に路地裏の写真を撮っている。

今回は時間もあったのでゆっくりと文字を追い、
時間をかけて写真を見た。

梁石日の小説としては『血と骨』がピークだと思うが
次の突き抜けた小説を期待している。
(『闇の子供たち』でかなり突き抜ける方向を感じる事ができたが…)

自伝的エッセイとしてはやはり開高健の『耳の物語』に比べようもない。