悪夢2題

1.

 とんでもないアクロバティックな難関を乗り越えないとその場から
脱出できない様な変な状況下に追いやられた夢を見た。
 布団のカバー類を洗濯していただいたために毛布を敷いて寝たのが
原因で高温の中で蒸らされて汗だくになってうなされてこんな変な夢を見たのは数日前。
 実は、アクロバティックな難関は常日頃直面している現実ではないか。
それが夢の中では下らないバラエティ番組の様なレベルの低い趣向が
凝らされたものであった。

2.

 第二子あたりがその実学生時代に同居していた学友の子供であったことをなんとなく知る。しかし何も感情の起伏や変化を自分自身では認められない。つまりは別に怒るこることも絶望することもなく冷静に状況を見据えている。これらの事実を認識する夢を数日前に見た。
 そして今日その続編を見た。学友の子供であるのにもかかわらず第二子を自分の子供として育ててはいるのだが他の子供と同様に自分の中では差異は見受けられない。家庭内の人間関係、特に子供達に対して感情が一様に希薄なのである。男はそうであるかもしれないと自分自身を納得させる自分。
 しかしよく考えてみると第二子ということは既に姻戚関係を結んだ後に猛妻は身籠もったことになり、それは夢の中では私との交際を始めた前後に猛妻はこの学友と別のところで出会っている。少しだけ沸き上がる嫉妬心。冷静に考えると時間軸がねじ曲がっている。時間軸がねじ曲がらない限りこんなことは起こりえないのである。

 よく考えたら新作のプロットとしは使えるの思ったのでここにメモをしておく。夜中に目が覚めたので三ツ矢サイダーを飲んで歯を磨いてこれから寝よう。でもなんで三ツ矢サイダーがこのアジトにあるのだろうか?そう言えば三ツ矢サイダーは義母の嗜好品であった。

 明日と言うか今日の夜は忘年会だ。クリスマス・イヴとやらに忘年会を設定してしまった。我々の大半は仏教徒の筈なのでクリスマスには関係ない筈だが。