『セイビング・ジェシカ・リンチ』

背景等を考えずにただただ一本の映画作品として観ると
なんだか人間愛を感じて感動させられてしまう作品なのである。

何十年か後にこの作品を観る人は今回のイラクへの内政干渉というか
所謂イラクでの戦争について誤解してしまうかもしれない。

でもどうして学生であったジェシカ・リンチが戦地に行かないと行けなかったのか?等々考えるとアメリカ合衆国という国の構造がよく見えてくる。
まぁ国の発展自体が軍需特需と領土拡大に伴う事って建国以来の歴史だから仕方がない。

十分すぎるプロパ映画であるが、ついつい騙されてしまうような
シナリオにはついつい脱帽してしまう。