『砂と霧の家』

まだ観始めて10分ほどだがこの作品は当りではないかと思う。

あのドライ感は邦画では出ないと思う。

何故ならばいくら複雑系やドライ系を真似ても
所詮中途半端にしかこの国では表現出来ないからだ。
基本的に単純系でもたれ合い、馴れ合い社会のこの国に
おいてああいう風な感じのドライ感は構築できない。

ただただ人間の悪い、甘えの入ったドライ感、
それも真似事でしか実現できないのではないかと思う。

この国は何においても中途半端である。