家を買いに行った(駄菓子菓子資金は無い)

小娘と幼子を連れて家を買いに行った。
海岸線にへばりついた断崖絶壁にある一軒家。

そう、まるでブラック・ジャックピノコの家の様な風情がある家である。

岬にあるその家付近からは四国が見える。
遠く見渡せば神戸の方も見えたのでは?と思が、結構霞んでいた。

その頃Pさんもこちらを見ているなんて知らなかった。

結局のその家からは学校まで遠いという理由で具体的な話の進展には至らなかった。