『Across the river』(仮題)

新しい構想:
 5月だと言うのにどこか灰色で塗りつぶされた様で
はっきりしない色から始まる。(モノトーンに近い)
勿論台詞や音楽があるが、作品自体は無音声である。
 彼女が自転車で橋を越える。
 ダラダラと蛇行するのではなく、かつ信号を無視してぶっ飛ばすのでなく、ゆっくりと確実に自転車をこぎ続ける。
 具体的な年齢のモデルはあるがここでは記さない。
自転車だけでなくバスに乗ったり地下鉄に乗ったりして彼女の
日常が彼女の速度で流れていく。
 仕事に行ったり映画館に行ったり、居酒屋に行ったり、図書館に
行ったりする。
 或る日彼女はプールに泳ぎに行く。
プールサイドである若い男にすれ違う。
 彼の日常が映し出される。
彼の日常描写から彼女の日常(大半が移動中・・・バスの中だったり地下鉄の
中だったりする)

彼の日常にあるおっさん(風貌はまるで広域暴力団員)が登場してきたり
するが彼はそんなこともスーーーっと受け流し飄々と生きていく。
彼にも彼なりの日常生活の速度がある。

時間は長くて80分にする。
 1時間20分という時間に上に書いたような内容を織り込む。

エンディングはこれから考える。