In Hawaii 3

ハワイ最終日。

計画力や意思決定能力に欠ける今回の主役が延々と悩んで
選んだのが、潜水艦ツアーであった。
朝から申し込みを行い、なんとか初便のツアーに参加することが出来た。
世界で一番大きな”観光用”潜水艦に乗る。
製作費用8億円という。
そういうので観光としてシステムに組み込んでしまうその
力はすごいと思う。

午後から美術館に向うが午後4時過ぎに着いた時には
もう何も観ることが出来なかった。(中には入れたが)
だから公務員というは嫌いなのである。

ハワイ州の州庁やその前の(多分)知事の公舎(多分ホワイト・ハウス?)
カメハメハ大王像を見てからバスで帰る。
昨夜は結構苦労したが日没前なら地元のバスに乗っても問題はない。

近年どちらかと言うとバス・ヲタクである。
鉄道も楽しいが、どちらかと言うと苦痛が伴う。
昔はバスほどノロマで間抜けな存在はないと思っていたが
近年自分の中で名誉回復がなされ
ただただ他人に敷かれたレールの上を走る鉄道なんかより、
ある程度出鱈目に走り回るバス(それも地元の)の暴力的な
走りに魅力を感じている。
一般人向けというより近年は弱者や貧民向けな国もあったり…
場所によったら一番当たりの乗り物ではないか?と思う。
渋滞があったり満員になったり。

たまには貸切で乗ることが出来たり。
重そうに排ガスを撒き散らして走るバスは
決してエコとは言えないし。

時には転落したり、それなりに予定調和的でないところも魅力ではある。

無産階級者に一番相応しい乗り物ではないか?と思う。
金が無い分やはり知恵を総動員して乗るしかない。

勿論失うものは時間ではあるが、場合によっては結構
効率的な場合もある。

バスは楽しい!というより
バスを楽しめる自分がそこに居る!という感じに
変わってきたと言える。

昔ヲタク論争したときに
平均師匠がポツリとバスに関して言ったことを想い出している
昨今である。