1st drinking

日曜日の夜に夜汽車を乗り継ぎ帰って来ると
すっかり月曜日になっていた。
延べ時間が4時間?

月曜日の夕刻、どうしても呑みに行きたくなって
T君に電話をする。
彼は単独冬山行からの復路の運転中であった。

T君が街に戻ってから時間を決めて呑みに出た。
今年のテーマはいかにタクシーに乗らないか!
である。
去年まではガンガン・タクシーに乗って呑みに行っていたが
今度はこちらの財政が破綻してしまった。
だから歩いて行けるところや電車で行けるところが
メインになるだろう。
タクシー運転手の皆様も生活があるだろうが、
こちらも生活破綻者なので仕方が無い。

で、3軒並んだうちの右2軒でどちらにしようか
思案していると、妖怪系の年増に引きずりこまれた。

そこは大衆割烹。
普段は常連だらけという店であったが
奥のねぇちゃんチームが出て行くと
入り口近くのカウンター席に座った我々
一組だけになってしまった。

生ビールを2杯ゆっくりと呑む。
今年初めて誰かと一緒に呑むことになる。

カンパチ刺身、串焼き盛り合わせ、餃子10個を頼む。
カウンター内の大将が順番に調理してくれる。

肩が寒く、最後には熱燗(大)とT君は冷酒を頼む。

それまで大将は黙って我々の話を聞いていたが
ふとしたことから話に参加した。

実はその店は界隈では一番古く40年も続いているらしい。

2階もあり、河豚料理も出来るらしいので今度
貸切宴会を催行してみたいと思う。
でもまぁ場所が場所だけに5名〜6名集めるのがやっとではないか?と
思う。

火曜日の夜は今年初めての単独鍋を食べて
そのまま倒れてしまった。
麦酒一本が限界ですぐに熱燗に切り替え
チビリチビリと呑んだ。

体内時計がばらばらで
かつ温度設定が20度くらい違う。

真冬はやはり厳寒の韓半島くらいに行き、そして新春に
備えるべきところ、南の島に行くということは
それはやはり逆なのである。

冬こそ寒いところに行き
夏こそより暑いところに行くべきものなのだ。