The dark that can shine

音楽と活字の無い旅に出よう。

音と言葉や文字はあってもいい。

音楽も活字もひたすら鬱陶しいのである。

もって行く文庫本はたった一冊だけ。
それは開高健の『夏の闇』である。

『輝ける闇』でないところが素晴らしいチョイスであると
自分でもそう思う。

その実、旅はもう始まっているのであった。