Go West ! Tickets to ride.

アラームは少し変則的に5時30分にセットした。
バスの始発に合わせた形である。
始発は諦め2本目を拾うためアジトを飛び出た。
交差点直前で2本目のバスが目の前を通り過ぎ、バス停に止まる。
交差点を走りぬけバスのお尻まで辿り着いたが、底意地の悪い
運転手はワザとバスを出発させた。少しの間期待を込めてバスを追いかけるが底意地の悪い運転手は絶対止まろうとしなかった。
ぜいぜいと息を切らしてバス停に戻ると丁度今日からダイヤが変わることを
告げる紙が一番下に適当に貼られていた。
1分程度繰り上がった形になっているが、それでもおかしな運行の仕方である。マニュアルどおりの走らせ方とは違って運転手のストレス解消の様な
底意地の悪いドライビングである筈である。
一度アジトに戻って開高健の『夏の闇』を探す。一回目の出発間際には見つからなかった。なんとか見つけ出し3本目のバスを拾うためにバス停に向う。
今度はタイムテーブルからかなり遅れてようやくバスがやってきた。
今度の運転手は怠慢系であった。道路はまだまだ早朝の流れである。

こうしてようやく駅に辿り着き西に向う。
とにかく出来る限り西に向う予定ではいたが、なかなか前には進まない。
姫路で駅そばを食べる。
次の快速までかなりの時間があった。
相生での乗り換えがポイントであった。
忠臣蔵にはあまり興味が無いが、多分今回立ち寄らないと一生行かない様な
気がしたので赤穂に向う。都合2時間程度赤穂の城跡や大石神社周辺をうろつく。赤穂線に乗ったのも初めてである。
大願成就が敵討ちというのも考えさせられた。

昼食をどうするのか迷ったが岡山に向うことにした。
西大寺下車を考えたが、一本目の麦酒の効きもあり
居眠りしている間に通り過ぎていた。

岡山駅前の中国料理屋『南京楼』で生麦酒2杯(麒麟一番搾り)と定食を食べる。定食はラーメン、えび天ぷら、レバーニラ炒め丼(680円)であった。
麦酒は美味しかったが定食はただの栄養補給であった。

岡山から児島、坂出を抜け高松に。
高松駅前のスーパーで丸金醤油(小1本)と缶麦酒(恵比寿ホップ緑缶)を一本
買い駅前で麦酒を呑む。
駅の構内に入り連絡線饂飩屋でジャコ天ぶっかけ饂飩(冷)を一杯食べる。
(470円)
そのまま戻るのも面白く無いので高徳線で徳島に向う。