The EkimaeRindows Renaissance

The EkimaeRindows Renaissance

喜劇!駅前林道 文芸復興 活動!

煩悩殿

日々の生活はどうしても色々なしがらみから
物理的、精神的に逃れることが出来ず
ややもするとただただ虚しさだけが残ってしまい
がちになってしまいます。

でも今演じている役もずっとは続かないし
せいぜい駅前の団員のみんなも後長くて20年程度で
今の舞台からは降りる日がやってきます。

課町長様と話を進めている音楽活動もまた
今の舞台から降りたときの次の舞台の準備です。

まぁ元々駅前の存在自体が今の舞台とは違うところでの
生き様であり、駅前自体が旅そのものであると思います。

どうしても今の舞台のしがらみからは当分逃れらねないとは
思いますが、でもそんなための駅前であるわけです。

昔の”浦和日記”みたいなものの復活を望みます。

ここ数年止まっていた絵を少しずつ描き始めています。

少しずつサイトにて公開する予定です。

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『冬支度』

気分的には年中真夏だし
年中鍋を食べている。

外気温が10度切る頃
ようやく冬支度を始める。

薬缶でお湯を沸かし
珈琲を淹れる。
冬の珈琲は自分で淹れても
それなりに美味しい。
「ペンギンの憂鬱」という物語を思い出す。

子供の頃は昼食も夕食も食後に延々と
お茶を飲んでいた。
親父の晩酌につき合って延々とお茶を飲んでいた。

彼女と出会った頃も同じ様に薬缶になみなみと
水を張り湯を沸かそうとした。

いきなり彼女に張り倒され罵倒された。
最初はその意味が理解出来なかった。

以来、必要最低限に少し足した位の量の
お湯を沸かすことにしている。

そうして後年、実父母の寛大な奥深さを
知るのである。