『Krótki film o milosci』
A Short Film About Love (1988)
Krótki film o milosci (original title)
邦題は『愛に関する短いフィルム』で
Krzysztof Kieslowski 監督作品である。
製作されたのは昭和の終わりの頃のポーランド。
(しかしワルシャワかどうかは確証がない)
まだまだ当時は東欧は東欧らしく
アジアはアジアらしくそれなりの情緒が残っていたと思う。
やっぱり平成はただの糞時代だと思う。
平成というより閉塞元年にした方が良かったのではないか?
と思う。
平(たいら)に成(な)るなんてやはりネーミング自体がただの雲古。
とにかくしっぶい作品なのである。
愛というものにいまだに幻想を抱いている立場とすれば
監督が表現したかったものがガンガン伝わってくるのである。
幻想であることは理解しているが
やはり間抜けと言われてもそんな
幻想を信じ続けたい。
そんな間抜けを自分を信じ続けたと思う。
そんなことをついつい考えさせられる作品である。
東欧ではやはりポーランド映画が秀逸である。
後はやはりフィンランドのアキ・カウリスマキ(Aki Kaurismäki, 1957年4月4日 - )は監督作品が素晴らしい。
元々は西独逸DD出身のWW(Wim Wenders)作品から、どちらかと言うと
東欧や北欧の作品に惹かれたのである。