同性愛者たちの予定調和的宴 『あまりにもロシア的な。 亀山郁夫: 文春文庫 657円+税金』

『北の橋』
 80年代のパリを舞台にした作品。
 一応ロード・ムービーの類らしい。

『21歳 逃亡くそたわけ』
日本人離れした容姿のねぇちゃんが話す博多弁はその実いんちきなものだと
後で知った。
主演の男優と女優の両方も東京出身ということで、東京人から見た地方感がそのまま出ていた。
醜悪な大都市に生きていることすらあまり意識していないのだろうと思う。

『深紅』
 最後の最後で映画のタイトルの意味を理解した。
それは濃い葡萄酒と同じ濃さの赤い血だった。


[Nikon F3]
久々にNikon F3+Sigma 15mmf2.8D EXにLR44電池を2本入れてほぼ8年振りくらいに
火を入れてみた。
最初に色々とイジッてみたがなかなかシャッターが切れなかった。
セルフタイマーを起動するとシャッターが切れた。
その後はシャッターが切れるのだが、カウンターが40枚を越えてると
切れなくなったり切れたりする。
後蓋を開けてからまたセルフタイマーで一度シャッターを切った後は続けてシャッターが切れる。
一応露出計も動いている。
もう少し様子を見てからフィルムを装着してみよう。

[Pentax LX]
Pentax LXも今回もってこようかどうしようか迷ったが、次回の楽しみにしたい。
15年程前にPentax LXを日本で調達してもらおうと思って知人に7万円から10万円の現金を送ったが
その金は何処かに消えてしまった。
その数年後に別のルートでLXを手に入れた。
やはり当時のフラッグシップ機はいいね。
多分Pentax機はまだまだバシャバシャっとシャッターが切れる筈。

『鉄の女』
鉄の女が亡くなったニュースで持ちきりなんだが…
CNNはしわがれ声のジジイがワメキ散らしている。これも醜悪。
BBCは冷静に報道している。

某国営放送といわれるただの放送協会は醜悪な大都市から
同性愛者の経営する事務所の若い衆たちの
下手糞な歌や踊りを延々と公共の電波に乗せている。

味噌も糞も同じ。



『あまりにもロシア的な。』亀山郁夫
なかなか読み応えがあり、コラージュ手法にてまとめた本を読むには乱読・ランダムに適当に
読むしかない。シーケンシャルに読むと大変疲れる。

 全体主義の時代…。

ある週末の午睡の際にインチキな新興宗教&新興政治団体のカオス的なテロに
巻き込まれる悪夢を見た。
無邪気な全体主義程性質の悪いものが無い。