2003-09-21から1日間の記事一覧

『十一人の侍』

馬鹿殿と圧政に苦しむ民衆という図式は昔も現世もあまり変わりない。また一つの夫婦愛をこの作品に見た。1967年にこんな作品が撮られているというのに現世の監督どもはまともな作品一本が撮れない。それは日常がツマラナイのでその空間や話を切り取ってもそ…

『tokyo. sora』

この作品も東京に暮す6名の女の子のリアルな日常を撮っているのだがそれれはただ表層をなぞるだけ深みが何もない。監督は一体何を表現したかったのだろう。最後に失神してしまったので結末がわからなかった。まぁ結末など無いのだろうが。それにしても6名も…

『水の女』

これまた浅野忠信が火に取り憑かれた男とやらを演じているが肝心の水の女とやらに魅力がなくまた粗筋もワケワカメ!で115分と延々とダラダラと拷問の様な時が続く。結局途中の1時間ほど失神していた。最近の邦画の監督は一体何を撮りたいのかよくわからない。

『ムルデカ 17805』

第二次大戦後そのまま現地、インドネシアに残り独立運動に加わった旧日本軍兵士の話。自分が同じ立場だったらやはり現地に残るだろう。なかなかいい映画ではあったが肝心の島崎中尉の台詞が臭いのである。素人の演技ではないだろうが台詞が臭いのである。あ…

『恋人はスナイパーEPISODE2』

ドラマなのか映画なのかどちらかよくわからない作品であった。内村光良と水野美紀のカンフーの型はよく出来ているとは思うがあれは本物なのかもしくはただの演技なのだろうか?まぁ中国マフィアがあんなに甘いワケがないのだが・・・お笑いタレントが真剣に…

『輝ける闇』開高健

『輝ける闇』開高健この比類無き完璧な小説!何度読んでも飽きない!開高健の新作が読みたいのにそれは叶わない夢だ!この世には駄作を垂れ流す作家とやら山の様にいるのに本物はいつも急逝する。