陰山英男『本当の学力をつける本』

世界で一番勤勉だった日本人は外圧に負けて一番怠け者な人間になってしまった。
やたら休みが増えたのでその反動で平日は相変わらすダラダラと仕事を続けるのが大半の日本人。

確かに小学生の時に基礎学力を鍛えるのは有効かもしれないが
この著作者は所詮は税金を原資とする公務員。
所詮、有名大学を何名卒業させたとかそんな結果しか
自慢することが出来ない。

学校で習ったことなど実社会では全然役に立たない、という事実に
即してもう少し考えてみるべきだ。

まぁこの著作で述べていることは間違えてはいないだろうが
足りていない部分もあることを一考するべきだと思う。
学力が足りていなくても人間として幸福に過ごす道は
いくらでもあると思う。しかしこの著者は画一的な
物の見方・考え方しか出来ていないようだ。

どんな道にも王道は無いと思うが、この著作もダラダラダラダラと
書かれてひたすら退屈した。
でも内容は単純なので完読するのに一時間程度で済んだ。