『ライド・ライド・ライド』藤代冥砂

これまた或る日の夜ワールドシリーズを観ながら読んだ。
この本を読むのは久々だ。

買春と恋愛の境界が曖昧に混ざり合った紀行文。

藤代は昭和42年生まれだということになっている。

丁度端境期であるこの世代特有の中途半端な生き様、嗜好、志向、思考、指向…ある程度は理解・共感は出来るが、残りはやはり拒絶する部分が残っている。

恥を晒け出すのも一つの表現方法ではあると思うが
その程度にもよりけりである。