『アサヒカメラ』2005年6月号

常々言っていることではあるが『アサヒカメラ』はカメラ雑誌であって写真雑誌では無い。
二度と買わない、と誓っているが、今回もまた840円を騙し取られた。
表紙と背表紙に『ニコンD50の費用対効果』と大々的にかかれてあるのに
目次にも記事にもそれに関係のある記事が無いのである。
ひょっとしたら見落としているのかもしれないが…。
これは誇大広告としかいい様が無い。
104頁からの記事も「今月はこのD50の各機能をリポートする」という書き出しで、単にカタログを書き写しただけの内容の無い記事だけである。
警察発表をそのまま記事にする新聞と同じではないか。
行間を読め!というのであれば
「今月はこのD50の各機能をリポートするので投資する費用と効果について読み取っていただきたい」と書けばいいではないか?

嘘っぱちの表紙から始まってツマラナイ写真が延々と続く。

まともな写真は
足尾銅山」小野崎一徳
開高健ベトナム」秋元啓一
くらいである。
このどちらも過去の作品の掘り起こしではないか。

本当にこの雑誌も堕ちたもんだと思う。