或る日とあるSAでの会話
或る日、あるSAで末っ子の”ひまわり”(仮名)が
紙コップを持って走り回っていた。
”ひまわり”は冷水器のところに行くとなんとか紙コップに冷水を
注ごうとしていたがまだまだ背が低く届かないので
希望を果たせないでいた。
仕方無いので”ひまわり”の持っていてた紙コップに冷水を注いでやった。
”ひまわり”はお礼を述べるどころか一杯まで入れられたとブチブチ文句を垂れる。
「おい”ひまわり”よ、人に何かしてもらったら『ありがとう』と言わんかい」
「こんなに一杯入れたら飲めん・・・ブツブツ・・・ブツブツ」とひまわり。
「お前、日本語しらんのか?まずは『ありがとう』と言え!」と怒ったら。
ひまわりはたった一言
「No Thank You」と答えて冷水器から去って行った。
流石ひまわりは普段から兄や姉に可愛がられているだけのことは
ある、と感心した次第である。