繰り返される自己明滅

1.朝ゴミを捨てに行く。すると先客が居た。
 血の気の引いた奥さん。不細工でも別嬪さんでもない。
 でもどことなく生活苦みたないものを感じる。
  負のオーラ。暗い。挨拶が出来ない。
   そんな人を配偶者に選ぶ男もいるのだ。人それぞれ。

2.どうやら酸欠状態の様である。会社で窓を開けて新鮮な空気を吸うと
 少しは楽になった。でも別の暗い女性は他人を一切無視している。

3.あまりにもダルイので医務室に行って体温を測ってもらった。
  ここですっごい別嬪さんを紹介(写真のみ)してもらった。
  出会うのが遅かった・・・。
  風邪薬をもらって美味しい水を飲んでいたら少しは気が晴れた。

4.お客の中で一番の暗さを誇る人から久々に電話があった。
 彼は若いのだが元気が無い。声を聞くだけで気持ちが萎えてくる。
 彼は中国に行ったがパワー負けして数週間して帰されたらしい。
 暗いくせに厚かましいところがある。
 まぁある程度諭して電話を切った。(そりゃあんたの仕事ぢゃん)

5.元気の良い女性から電話あって15分限定と言ったのに40分くらい話した。
 でも彼女にしては真剣に悩んでいた。

6.用があって街に出た。躾の出来ていないガキを連れた母親連中が
 ウロウロしていた。どの母親も疲れ切っていた。
 そこまで疲れるなら自宅でゆっくりすればいいのに。
 どうして女性は休みとなると何処かへ出かけないならない、
 というような強迫観念に襲われるのだろうか?
 街の雰囲気がぶち壊されてしまう。

7.夕刻ミッションが終わったのでお茶を飲む。
 派手派手のおねぇさんたちが沢山てんこ盛り。
 (でもケバイだけで別嬪さんでもなく、色気もなく、ガキの群れ)
 猫背でだるそうに煙草に火をつけるだけで全てがポーズ。
 付けまつげとかで派手な顔に仕立てているが根は超地味な顔。
 性格もみんな暗そう。
 一息ついたので帰還する。

8.帰るとまたまた暗い話ばかりでますます疲れた。

 明るい、暗い、に自己明滅が加わり疲れ切った。

やっぱり明るくて、前向きで、元気で、落ち着いた、そんな
女性に惹かれる。

暗くて、後ろ向きで、元気がなくって、オロオロ、ジメジメした
そんな女性は見ているだけで生気が吸い取られるような
気がする。

その違いは生命力の問題だろうか?