自分の居場所をシフトする気持ちの制御技術

自分をシフトというか居場所をオフセットする技術。

久々に隠れ家に帰る。

夕刻ではあるが黄昏まではまだ若干時間の有る頃に
田舎の道を走る。

人気(ひとけ)の無さを感じる。
少し前に東北で感じたあの感じと同じ感じがする。
実際に人は居ない。
人も家も車も何もかも密集していないのだ。

しかし不意な錯覚にとらわれた。

まだ見知らぬ国への旅立ちを夢見てはいるのだが、
その実、まだ見知らぬ国からたまたま今の
ターンはこんなニッポン・チャチャチャみたいな
国にやってきているだけではないか?とか感じた。
自分の気持ちを自由にシフトしたり
オフセットすることが出来たら、結構どこに行っても
新鮮で楽しいのではないか?と思った。

それは何処に行っても「よそ者」以外の何者でもない、
孤独と気楽さを感じることが出来るのではないか?
ということである。

付随して別に感じたのは、
こんな場所に何故自分の家族が住んでいるのだろうか?
と不思議な気持ちであった。

その実その理由は今でもよくわからないが。