『Wall-e』

久々に空の上で映画を観た。

往路でも観たが途中で失神した。

復路でもチャレンジしたが、一回目は途中で失神した。

二回目のチャレンジでは最初で最後まで真剣に観ることが出来た。

CGにしては結構美しい映像であった。

内容は果てしなくクダラナク、極めてツマラナイ物語ではあるが
地球が静止する日』と同じで
ハリウッド的『自虐史観』なテーマであった。

つまり連中の中でも自分達の存在が一番の必要悪であると
気が付いている人間が居るのである。

アメリカというかアメリカ人(定義は色々とある)が世界で一番嫌われかつ
憧れられているということの罪悪に悩んでいる。

アメリカというかアメリカ人が世界を破壊し
そしてまたハリボテだらけの虚構の世界やカスみたいな
文化を世界中に撒き散らす。

でも生活は楽である。
人間の三原則である
喰う(食べる)、寝る(住む)、着る、が一番手軽かつ
リーズナブルである。
最低限の生活保障はされてある。

残飯みたいなマクドみたいな店は何処にでもあるし、
貧乏人相手のインチキ・ローンで家は簡単に手に入るし、
着るものは他国の貧民をこき使って作らせた服が無料みたいな
価格で手に入る。

そんな必要悪的な国ではあるが、いいところもある。

チャンスは公平で、努力次第である程度その努力が
報われる機会がある、というところである。
結構根性が通じる世界でもある。

世界中の貧民が憧れても当然だと思う。

世界最強の金と軍隊を持つそんな国に誰も憧れるだろう。

経済収支が悪くても紙幣を印刷すればそれで終わりなのである。

つまりは世界的なねずみ講の元締めなんだと思う。

破綻しても紙幣を印刷すればそれで終わり。

軍隊もなにかと因縁をふっかけて戦争すりゃあ
金持ちはますます金持ちになって太り続ける。

ねずみ講、いつかは破綻するのだが。