The dynast has come.

朝、昨夜の残りの雑炊をいただく。
昨日あれだけ寝続けた割りに頭はあまりボケていない。(当社比)
色々な週頭の行事を乗り越えたら後は惰性である。
夕刻帝王様が現れた…。
なんと標的は? It's me ?
というわけで一本釣りされて駅前に行くことに。
後1/4年は禁酒では?と思うが既に解禁だという。
帝王様が病院送りになる前日に延々と約6時間ほど一緒に飲んでいた。
あれから早三ヵ月。
麦酒2杯を呑んだ。
料理は、ほっけ、刺身盛り合わせ、アサリの蒸し焼きを頼み
二人で山分けした。
帝王様は麦のお湯割りを2杯。
 これで5,500円…二人で5,000円ずつ出してお釣りをもらう。
 「後のタクシー代は払え!」とのこと。
タクシーを拾い「その2」へ。
通常は「その2」ではそんなに滞在しないが今夜は結構長い方であった。
 「その1」から「その2」までは私鉄では一駅であるが
タクシーでは900円。
 勿論タクシードライバーの技量にもよる。
「その2」ではいつも帝王様が決済し、後日精算。
でも大体は3,000円
またまたタクシーに乗り、まず帝王様を下ろす。
そこから延々と土手を下る。
今年はタクシー代をケチるのが先ず第一目標ではあるが…
時間と効率を考える。
まだまだ支線の最終便に間に合う!との判断で、とある駅で
下ろしてもらう。
4,020円!
で私鉄の駅に行き切符を買う! 140円。

まぁ久々に帝王様とゆっくり話が出来て良かった。

みんな資金が続かず帝王様の誘いをやんわりと断る。

こちらも近年経済破綻をきたしているので
交際費は捻出できないが、なんとか生活費を切り崩し
そして機密費を流用しながら凌いでいる。

でも、まぁ、帝王様のお誘いは断れない。

帝王様は超権力者なのでみんな勘違いするが
その実、ただの飲み友達みたいなもの。
旧知の飲み友達が知らない間に強烈な権力を持つようになっていただけの
話である。
勿論元々強烈な個性があり、それに引き付けられて逃れられないのであるが
…。

一緒に仕事はしたくないが…呑みに行くのは話しが別である。
だから仕事の絡みで呑みに行っていると思いこんでいる連中の
想像と実際の話の内容は全然違うはずである。
仕事の話もするが本当はもっと恐ろしい話が続くのである。