2009-02-23 Gero 4 昨日からの続き***寒くて暗い住宅街を歩いてアジトまで帰る。後1Kmくらいのところまで歩くが寒いのでタクシーを拾う。見た目の身なりのきっちりした若い運転手。いつまで経っても「空車」のまま。時間があったら延々と走らせるのだが…早く風呂に入って眠りたかったので最寄の信号で止める。「いくら?」とワザと聞いてみると「たまにボーっとして、よくやるんですよ、最近、ワンメータ分だけ 下さい」と言う。まぁ昔だったら「領収書ちょうだい」というのだが今回は黙認してあげた。まぁ「すみません」の一言が無かったのも許せないのだが。「たまに」「よくやる」「最近」と全然論理的で無い言い訳。言い換えると、「最近」は「一日の中」で「(こういうの)よくやる」と言うことであろう。ぼーっとなんかしていない。夜の街道を歩いている人間を目ざとく見つけて急停車するその腕は鴨狙い。彼を非難する気持ちにもならなかった。モラルの低下云々より生活苦なんだろうと思う。こうした企業内白タクは結構いるのかもしれない。*****昨夜の髭男爵の暴挙のお陰で週末がまだやって来ない。来週の準備もあるのでなんとか午前中に劇場に向う。久々に実務を延々と続ける。少しはゆっくり眠ったのでまだまだ頭は動く。夕刻にまた別の人間に誘われたので一度アジトに車を置きに帰ってからバスをジャックして合流する。日向の焼き鳥屋で麦酒を飲み刺身や焼き鳥を食べる。途中から熱燗を3名で延々と呑む。3名の内1名は明日スキーに行くとやらで電車があるうちに帰る。もう一人は帰らない様になのでアジトに向う。途中でラーメンを食べ、おまけにおまけの麦酒まで呑んで歩いて帰る。彼の名前は仮に影武者と呼ぶ。王殿("おおとの"と読む。王様と殿様と皇帝が合体した様な人である)のそっくりさんで今度王殿の影武者で実弾攻撃に遭う予定である。影武者を布団に寝かせてから自分の寝床を確保する。影武者はすっかりいびきをかいて眠っている。もう午前2時である。敷物に毛布という自分の寝場所を確保してからシャワーを浴びて寝た。疲れた。