『エレベーター』

『エレベーター』
 最後の最後でどうなったか判然として作品だったが、すっごく官能的で
示唆的で、勘違い野郎どもへのアンチテーゼ作品。
 特にTV関係者の勘違いした権力欲、
増すゴミと言われて平気な報道関係者の間抜けさ加減、
等々他人の不幸に群がる連中には是非観て欲しい作品である。
 途中で『死刑台のエレベータ』を放映するTVが映ったり、細かいところの作り込みがすごい。
夜の報道番組で高所から他人を見下して誰でも言える捨て台詞しか言えない勘違い
アナウンサーや朝からギャーギャー喚き散らす間抜けなタレントに観て欲しい。

『闇の列車、光の旅』
  ようやくタイトルを思い出した。やみのれっしゃ、ひかりの旅 Sin nombre
少女サイラはホンジュラスからメキシコ経由でアメリカを目指す。
 それも列車で。


仁義なき戦い』広島死闘篇
 菅原文太がシブイ!
 北大路 欣也が無茶苦茶若い。
それにしても昔の日本人はよく日焼けして健康そうで人間としての活力を感じる。


仁義なき戦い』完結篇
 これは小林旭が出ていた。


仁義なき戦い』を続けて2本観てついつい夜更かしをしてしまった。
翌朝またまた延々と泣きながら走り続ける。

そういえば健さん元気だろうか?とふと健さんの想い出に浸りながら走っていた。

 正月と言えば深夜番組で延々と放映されていた
花田秀次郎シリーズ、そう健さんの『昭和任侠伝シリーズ』。
雪の中を風間重吉こと池部良と必然的に会って一緒に殴りこみに行く
あのシーンの盛り上がりは何度観てもわくわくした。

そんな想いに浸っていた頃、健さんは亡くなっていた。
なんて偶然なんだろうか。