困ったそろそろ在庫が切れてきた。
こういう事態を想定してここ8年ほどかけてじっくり、ゆっくりDVDのコレクションを増やしてきた。
まぁ大半の作品が時間の浪費ではあるのだが、それでもそのほとんどは手付かずのままである。
最近観た作品:
『サラェヴォの花』
原題は当時の場所の地名であり、監督は確か30台の女性監督の筈。
本当に邦題のセンスが無い昨今の映画商売である。
『バレッツ』
久々にジャン・レノの作品。舞台はマルセイユ。痛々しいのに生き延びてしまう、有る意味予定調和的な
作品ではないか。
『あの日、欲望の大地で』
国境地帯の見慣れた風景が良く出てくる。あの海辺の断崖絶壁の食堂は何処の街にあるのだろうか?
とそれが気になっている。
『マチューテ』
この作品がどうして某雑誌の100選の中に入っていたのかわからないが、超B級の作品ではあるが
展開が早く、また政治や経済の現状を風刺していたりして、なかなか面白い作品である。
『狙った恋の落とし方』
どうして当時、北海道に沢山中国から観光の人が押し寄せてくるのかあまり理解していなかった。
或る日、或る映画の影響です、と聞いた。
この作品を観てなるほどと思った。
しかしこの邦題は最悪である。
『誰かが私にキスをした』
監督の異文化誤解による舞台設定の様な作品。
赤面するような青春劇。松山ケンイチは演技が上手いのか下手なのかさっぱりわからない。
しかしみんな経済的には裕福な子供たちばかり。
だがみんな所詮は餓鬼でママやお母ちゃんたちに仕切られているのが笑える。
あの臭さは『翔んだカップル』みたいな青臭さをついつい想い出した。
青臭いのは別に嫌いではない。