『血と骨』 を観て感じる リアリティ とは ?

血と骨

  先日久々に『血と骨』を観た。前回は丁度捨年前に観ている。
 相変わらずの鈴木京香の演技は素晴らしい。
 角材でボコボコと殴るシーンが何回か出てくるが、ボコボコではなくどことなく
ポコポコ感がして、その分リアリティが無かった。
 あのお笑い番組と同じ、”ぽこぽこ”感。

 それにしてもたまに連続TV小説を観てみると、どの作品も演出が臭いというか
小芝居臭過ぎて観続けるのは結構辛いものがある。
 視聴率が高いとか低いとかそんな数値に関係なく、どれもこれも演技としては臭い。
 タレントだかアイドルだかの下手糞な演技をカバーするための演出なのだろうか?と思う。
まぁ観ている方はあんな小芝居の方が楽しいのかもしれない。

 コミックやアニメでの表現に近いのかもしれない。

【追記】

 映画でのリアリティなんて『野蛮人にように』の中で酔っ払った
薬師丸ひろ子ジープを運転するシーンでフロントガラスの前ではねる
髪の毛くらいしかない、と長年思っていたが、それも錯覚だった。
 先日『野蛮人のように』を観たが、そんなシーンはあったが、記憶とは違った。
主演役者独特のあの演技の臭さ。
 悪役にストロング金剛とか出ていて懐かしかった。
まぁ当時角川には散々小遣いを巻き上げられ、毎月毎月発売を楽しみにしていた雑誌が
『バラエティ』だったのだから仕方が無い。

 今ではバラエティ番組とか糞喰らえ!と思っている。

 そう言えば『極道の妻たちNeo』には天龍源一郎が出ていたような。

 民放はスポンサーの意向もあり、延々とクダラナイ放送を公共の電波に乗せてきても
チャンネルを変えれば済むので、別に害は無い。
 NHKは受信料を徴収した上で番組を制作しているのだから、もっとまともなモノを作れ
と言いたい。やたらと番宣(番組宣伝番組)が多すぎる。
 黙っていても法的に原資を集めることができるのだから、視聴率など気にせず
まともなモノを作って欲しい。