喜劇!駅前キネマ

『マザーウォーター』

少し前に観た『東京オアシス』は最初の高速道路のシーンがダラダラ過ぎたが この作品はゆっくりした時間の中にも変化があり、作品としては良かった。ただリアリティがあまり感じられなかった。 一つは慇懃な地元の人が出てこないこと。 ポプラという乳児が出…

軽いのと、重いの、どっちもどっち

『東京オアシス』 どこで盛り上がるのか?と観続けたが 最後まで延々と淡々とした描写が続く。 東京と言いながら東京で無かったり。 制作者はこのシリーズの続きをどうするつもりだろうか?『ヒミズ』 コミックを映像化するのは簡単に見えるが、 あまりにも…

『Jack Reacher』

久々に映画館で映画を観た。 やはり歩いて映画館に行けるのは良い。 トム・クルーズは背が低いが、今でも格好良いね。 このシリーズモノの続きが楽しみである。 邦題は『アウトロー』だと。相変わらずの臭いネーミングセンス。

無言歌

昨年末に綱渡りしながらなんとか『無言歌』のDVDを入手。 昨夜ようやく観る事が出来た。 文化大革命はまだまだ自分の中でまとめ切れていないテーマであるが 久々に文革関連の作品に触れる事が出来た。1960年。中国では、世界の誰にもしられぬまま、人々が辺…

映画メモ 2012年年末

『Rock of Ages』 最後の最後で着陸のためプログラムは打ち切られた。 Rock of Ages tells the story of small town girl Sherrie and city boy Drew, who meet on the Sunset Strip while pursuing their Hollywood dreams. 『天地明察』 直前に偶然原作を…

『13/ザメッティ』 ロシアン・ルーレット

『13 TZAMETI』これは恐ろしい作品である。 あまり何度も観たくはない作品である。

夜明けの街で

『夜明けの街で』 確かにラスト・シーンが一番怖い。 しかし肝心の15年前の事件の謎解きのシーンが、さっぱりワカラナイ。 原作を読めば明確にわかるのだろうが、映画の構成としては稚拙である。

短期間に色々観たがどれもこれも

『椿三十郎』 三船敏郎版:黒沢監督作品:これは今から50年前(1962年)の作品。 今でも全然色褪せない作品である。モノクロームなのに色褪せないのである。『椿三十郎』 織田裕二版:2007年の作品。『My Way 12,000kmの真実』 チャン・ドンゴンとオダギリ・…

アイアン・カウボーイズ ミーツ・ゴーストライダー

ようやく『アイアン・カウボーイズ ミーツ・ゴーストライダー: Iron Horsemen』 を最後まで観る事が出来た。この作品はアキ・カウリスマキ関連作品。 この作品では彼は監督ではなく製作となっている。しかしいくつかの国のいくつかの文化等についてただただ…

Lawless DOS HOMES SEM LEI

Lawless is a 2012 American gangster film directed by John Hillcoat. 舞台は大恐慌期のバージニア州フランクリン。密輸グループは権力者たちから利益の一部をよこせと脅しをかけられる。” 禁酒法の時代のヴァージニア州フランクリン。 ジャック(シャイア…

007 50周年 Skyfall

『Resident Evil 6』 これはバイオ・ハザード6に当たるらしい。 バイオ・ハザードが最初に公開されたときに観るべきであったが、 何故か食指が働かずとうとう観なかった。 バイオ・ハザード3の時も同じ理由で観なかった。 なんだかとってもディジタルチック…

全く個人的なメモ書き 忘備録 

『月光ノ仮面』 落語を素材にしているのはわかるが、最後の方で迷走していき、謎を残したまま 終わっている。 『サンクチュアリ』 コミック誌に連載されていたものを映画化したもの。 出てくるPCがPC9801だったりして当時の時代を知ることが出来る。 警察副…

Sade Bring me home Live 2011

SADEの昨年のライブ盤:CD+DVD ついに手元にやって来ました。 先週末にはDVDを2回観続けました。 今はCDを聴いています。 なんとか機会を見つけてSADEとU2のライヴにだけは行きたいと思っています。 他の連中は既に冷たい墓の下か解散してしまっています。 h…

7 días en La Habana

7 días en La Habana7 Days in Havana (Spanish: 7 días en La Habana) is a 2012 Spanish-language anthology film. Set during a week in the Cuban capital Havana, the film features one segment for each day, each segment directed by a different f…

Best Exotic Marigold Hotel

『キツツキと雨』Woodsman and the Rain When a film crew suddenly arrives in the mountains to shoot a zombie movie, Katsu, the lumberjack, befriends Koichi, the 25-year old director. 『一枚のめぐりあい』The Lucky One U.S. Marine Sergeant Log…

メメント

超難解な作品である。 午睡の最中に見始めたこともあるが何回も失神しながら観続けた。眠りから覚め、ネットで解説を読み、 そして逆回しバージョンを観る事でなんとか理解出来た。 最後の方には作品の意図するところや編集方法の 狙いみたいなことも少しは…

キルギスに行こう

『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』 『トゥルース 闇の告発』 原題:The Whistleblower 密告者『明かりを灯す人』 Kyrgyz Republic。通称 Kyrgyzstan。 キルギス共和国の映画でした。当然いつか行ってみたい国のリ…

狂い咲きサンダー・ロード

ようやく 『狂い咲きサンダーロード』を観る事が出来た。 何年も前に元々VHSで手に入れたモノをディジタル化していたものである。 石井聰亙監督作品。 まぁ当時の時代背景からすると大学の卒業制作としては よく出来ている、よく出来たな、という感じがする…

時差ぼけで呆けながら見る映画はそれなりに苦痛であるが・・・。

往路 B747-400なのに共同モニタ 『Journey 2: The Mysterious Island』 邦題は確かアイランド2ではなかったか。 潜水艦:ノーチラス号はやはり格好ええ。『The Vow』 実話ベースの作品。 交通事故で配偶者の記憶が飛んでしまい、そこからまた再婚する話。 あ…

『台北に舞う雪』 『小さな赤い花』 『IN THIS WORLD』 『INTO THE WILD』  『ある子供』

『台北に舞う雪』 台北に雪が舞うわけはないのだが…。という疑問は無く観始めたのだが。 まぁほんわかしたいい作品ではあるが、街の情景以外はあまり見所のない作品であった。 台北かどうかは別にしていずれ本当に台湾に行く必要がある。『小さな赤い花』 表…

困ったそろそろ在庫が切れてきた。

こういう事態を想定してここ8年ほどかけてじっくり、ゆっくりDVDのコレクションを増やしてきた。 まぁ大半の作品が時間の浪費ではあるのだが、それでもそのほとんどは手付かずのままである。最近観た作品:『サラェヴォの花』 原題は当時の場所の地名であり…

『ヴォイセズ/ヴァニーユ』 赤坂真理  『欲望』小池真理子

『ヴォイセズ/ヴァニーユ』 赤坂真理 定価495円の講談社文庫をかっては10.90€で販売していた。 ゴミ箱に捨てる予定のものを3€も出して買った。 航空機と聴覚に関わる話だったからだ。 まぁ色々な職業があるもんだと思った。 頭の良い(或いは良さそうな)人の…

『珈琲時光』

某雑誌の映画100選の日本編の中の一本。 台湾と北海道を舞台にした作品と思い込んでいた。浅野忠信は見ただけでわかるのだが、肝心の女優の名前がわからない。 痩身の若い女性。それはその実、一青窈本人だった。 母親との電話の台詞が一青 窈のライブで聴い…

『平和阿惚呆祖国日本茶茶茶』

『阪急電車』 ミムラねえさんと思ったら中谷美紀だった。 ただ自分の方が新婦より綺麗だ、とか言うほど綺麗だとは思わなかった。 32歳とかあったが…もっと老けて見えた。 まぁまぁそれなりによく出来た映画だとは思ったが、所詮は平和ボケした国の 間抜けな…

『Somewhere』 by ソフィア・コッポラ

最初は『ロスト・イン・トランスレーション』の焼き直しでは無いか?と思ったが 焼き直しではなく、続編みたいな感じだった。 確かに外側からの視線で無く、業界の内側からの視線であり、 体験した人間にしか描けない世界であると思う。例えば、フェラーリに…

『フェラーリは男を駄目にし、そしてイタリアは・・・』

『海炭市叙景』 人間の思い込みとはどうしようもないものである。手元にやってきたときから ずっと台湾映画だと思い込んでいた。函館山からの夜景の情景を観て舞台が函館であることを認識した。 佐藤泰志の原作をいくつか映像化した作品であることを映画を観…

韓国映画って邦画より・・・

『猟奇的な彼女』(My Sassy Girl):駅前キシネマ ☆☆☆☆☆よく出来た作品だった。 女優の全 智賢(チョン・ジヒョン、“GIANNA JUN”)はなんとなく鼻から上がPさんに似ていたりする。Pさんはなんとなく(Garbage)のボーカル「シャーリー・マンソン(Shirley Man…

『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』

『Dreiviertelmond ("Three Fourths Moon")』 is a 2011 film based on an idea from Christian Zübert's wife Ipek. 無愛想なタクシー運転手、移民の子供、熟年離婚… 直前に観た韓国映画『飛べ、ペンギン』に通じるものがあった。『The Three Muaketers』 …

Saint Jacques la mecque

サンジャックへの道欲深い兄弟は結局親の遺産目当てで巡礼の旅に出る。ワケ有りの人ばかりが巡礼ツアーに参加している。でも結局最後には仲良くなってしまう。かなりの映像美で綺麗な作品である。

『ESSENTIAL KILLING』 A film by Jerzy Skolimowski

"ESSENTIAL KILLING" A film by Jerzy Skolimowski イエジー・スコリモフスキ『エッセンシャル・キリング』久々にじっくり映画を観ることが出来た。映し出される風景は綺麗なのだが環境としては非常に厳しい。 一切の台詞が無いギャロの演技もしっぶい。